毒親育ち→モラハラ離婚→出産

刑事罰を受けて開き直るレベルの毒親の顔色を見ながら育った結果、20代半ばで誰が見ても地雷なモラハラ夫と結婚・離婚。不幸になる人間関係を断舎離し、30代半ばで再婚、30代後半で第一子出産。渦中の頃の気持ちから、過去の自分に言いたいことまでの記録。

思考の癖の説明(モラハラ夫との喧嘩で責任を感じて不快な気分になった後、平気になるまでの実体験)

昨日こんなことがありました。

■事実の概要

夫が私の目の前で放屁をして、それに対して私が臭いと言ったら
夫が「言い方が気に入らない」と切れて、
ハロワに行く失業認定日なのに、私のせいで気分を害したので行けないと言い始めました。

私が「自分は私に暴言を吐くじゃないか」と言ったら
「それはお前がカスなことをするから」と言いました。
私は言いたいことが沢山ありましたが、それ以上何も言わずに
「お茶があるよ」と相手の機嫌を取る発言をしてその場を去り
ハロワの失業認定日に行かなかったらどうなるのかを調べました。

実際、夫は今日ハロワに行けなかったら失業手当数十万円をもらえなくなることがわかり
このことを夫に伝えに行こうとして、
「待てよ、私はなんでこんなに下手下手に出ているのだろう?」と思い、
詳しく自分の心の動きを追ってみようと思いました。 

■喧嘩直後に取った私の行動(これまでの経験から導き出された反射行動)

私は、夫に「お前のせいでxxできなかった」と言われ
xx出来なかった場合どうなるかを調べてしまいました。
ほとんど無意識でした。

なので、
・この行動でどんな気持ちになったか?
・何故こんな行動をとったのか?
をしっかりと考えてみました。

 ・反射行動(お前のせいだと言われ、償う行動をした)をやってみて感じたこと

  何か漠然と「嫌だなあ」と思いながら償い行動をしていたのですが、
  ふと我に返って虚しく情けなくなったことに気づきました。
  「なんでこんなどうしようもない人間に怯えて必死に尽くしているんだろう」
  と、あまりにもバカバカしいと気づけました。

  言った、言わない、言い方が気にならない、とか
  そういった次元の喧嘩は、程度が低いです。

  そこで、対等に自分の意見を主張するということは
  あまりにも低レベルで非生産的で馬鹿馬鹿しい、
と思えて来ました。  

 ・ 反射行動(お前のせいだと言われ、償う行動をした)の後冷静になって考えたこと

   冷静に考えたら
  夫は、今後の結婚生活において私の生活費は一切出さないと言っているので
  失業手当がもらえなかったところで私にはいるお金はありません。
  私も夫が困窮したところでお金は出しませんから、一切関係ありません。

  「私のせいで行けなかった」というのも、本人が言ってるだけで
  世間的にはそんな言い訳は通りません。

  万一夫が「妻に暴言を吐かれたので鬱になってハロワに行けませんでした」と言ったら
  私「夫が私にシリを向けてわざわざ放屁したので苦情を言いました」と言うだけです。
  さて裁判官や調停員はどう裁くでしょう?考えるのも馬鹿馬鹿しいです。

 ・反射行動 (お前のせいだと言われ、償う行動をした) にある私の思考の癖を考える

  すぐ私は「自分が悪いんだ」と思ってしまい
  責任感も強いので「自分でなんとかしなきゃ」と思ってしまいます。
  また、家族の連帯責任という考え方もあります。

 ・反射行動 (お前のせいだと言われ、償う行動をした) を取る必要があったのかを考える 

  私の発言と、夫が不機嫌になったことに因果関係はあります。
  しかし、夫の機嫌と、ハロワに行かないことに因果関係はありません。

  私は自分以外の他人の感情に責任を取ることはできません。
  百歩譲ってできたとしても、
  他人の行動にまで責任を取ることはまず出来ません。

  なので、ネチネチ言われても精神的に受け止める必要はない(無視すれば良い)のです。

  →上記思考の癖「自分のせい」の解消が必要!

ここまで考えて、ちょっと楽になりました。 
でもまだわだかまりが心にあって、何を迷っているのだろうと考えた所
夫に自分の以下の考えを伝えていないからだと分かりました。

・夫に言いたいけど伝えず飲み込んでいた内容

「夫は私の行動に対し暴言をはいたことを「お前がクソなことをしたから」と正当化しているが
 では今回の場合放屁は「クソなこと」にあたらないのか。」

「私はあなたと金銭的に切れているから、あなたが失業給付をうけられなかろうが
 私には関係ない(夫に言われたセリフそのままを言い返したい)」

「私は他人の行動には責任を取れないので、私のせいで行けなかったというのは理屈が通らない」

何故これを伝えないのだろう?と考えた所
「言ったら余計めんどくさいことになるから」と思いました。

「めんどくさい」…なんかぼんやりした言葉です。
具体的にどういうことか?と考えると、

・また切れ始める
・あのときお前はこう言ったからおれはお前を粗末に扱う、という理由付けにして
 自分の行動の正当化に使われる

ということです。

つまり、私は
「夫が切れるから言わなかった」=夫のせいで言わなかった
のではなく

「今後の夫の行動を自分で推測して、余計おかしなことが発生することが懸念されたので
 自己の選択で敢えて言わなかった」=自分から言わないことを選択した
のだ。

と、思考を変えることが出来ました。

つまり、「夫のせい」ではなく「自分の選択」で言わなかった。
そう考えたら、もっと気分が悪くなるだろうと漠然と思っていたのですが、
なぜか、とたんに気持ちが楽になりました。

そして、この隷属する自分の姿は
祖母に隷属する母親とそっくりなことに気づきました。
うんざりです。

夫が家をあけている間の気分

こんなに気分の良い朝は久しぶりだ。

小春日和の素晴らしい天気だから?
昨日、ACのサークルに参加したから?
昨日、電話カウンセリングを受けたから?

それとも、夫がいないから? 

色々あるけど、一番大きいのは夫がいないからだと思う。
夫は昨夜から帰宅していない。
行き先も分かっているから心配もない。

===

夫がいないだけで、こんなに晴れ晴れとした気持ちになるなんて。

夫がいると

夫が戸を閉める音、足音から機嫌を察知しようとビクビクして
自分も、物音を立てないように立てないようにビクビクして
夫がトイレに入った音を確認して一瞬居間に行って
夫が居間にいる間は自分の部屋に閉じこもって出られない

自分の家なのに自由がない。
ただただ大きい閉塞感。
ああ、屋根裏部屋に住むアンネはどうやって正気を保っていたんだろう。

===

そこで視点を変えると、あることに気づく。
この閉塞感を作り出しているのは夫ではない。

無視という攻撃はしているけど、直接的な攻撃は
夫は少なくとも私が家出をして以降、私に対して暴言や物を捨てるなどの行為をしていない。

夫は何も言わずにそこに存在しているだけ。
ただ、その夫を見て、私がいろんなことを考えてしまう。

・何かしたら【また】暴れるんじゃないか
・何かしたら【また】叫ぶんじゃないか

…と。

もちろん【また】なので、過去に種をまいているのは夫。
だけど、あくまでも、今、そう考えているのは私。
今、ここに発生しているのは、私の問題なのだ。

種をまかれて芽が出ても
全部むしり取って捨ててしまえば良い。

難しいけど。

===

夫がいなくて本当にいい気分だ。
しかし、夫を嫌いになりたくない。

それは、私を支配することが夫の本意ではないことを理解しているから
やり方が悪いだけだと理解しているから
すなわち、どこかで夫のことを信じているからだ。

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