毒親育ち→モラハラ離婚→出産

刑事罰を受けて開き直るレベルの毒親の顔色を見ながら育った結果、20代半ばで誰が見ても地雷なモラハラ夫と結婚・離婚。不幸になる人間関係を断舎離し、30代半ばで再婚、30代後半で第一子出産。渦中の頃の気持ちから、過去の自分に言いたいことまでの記録。

判断基準

人格障害?アスペ?当事者が精神疾患を自己診断することで得られるもの(2)

私が自分をおかしいと思い、アスペやADHDを疑い自己診断の為勉強したものの
結局自己診断ができなかった理由について説明します。

■理由1~自己診断ができなかった理由

今なら分かるのですが、私は次のような認知のゆがみを持っていました。
--------------------------------------------------------------------------------
自己概念に合致しない事実を全て事実として認めずに排除する
 ∵自己概念と不一致する事象があると不安になるから。
 ∵不一致を他人から非難されると思い、非難されたくなくて不安になる。
(要するに不安から守るための機能)
--------------------------------------------------------------------------------  
そのため、正しい自己認識をすること自体がそもそも困難だった、というわけでした。

■理由2~自己診断をするのをやめた理由

まず大前提として、私は「できない」と「やらない」は違うと思っています。
私は、出来るようになるまでやるのが当然だという考え方です。
なので、分かるまで勉強するのが普通です。

ですが、この自己診断については、途中で「やらない」という判断をしました。
(冒頭では他の人に説明するために「できない」って表現を用いました)
「意味が無い」と判断したからです。

そもそも、ADHDやアスペルガーや各種人格障害等の診断の目的は?
と、存在意義について冷静に考えてみたら

そもそも、正しく診断されたところで、治す方法が
個別に確立されているわけではないことに気づきました。

次に、治療方法が確立されていないのに個別診断をする目的は?と考えたら

 治療方法もよく分からないけど、
 いわゆる正常でない当事者本人と関わる周囲(医師や知人)が
 治療法や接し方を少しでも理解したいがための試行錯誤の途中段階では?

という推論ができました。
つまり、現状正確な診断が当事者にメリットとなるわけではないと感じたのです。

今この瞬間の多数決で正しいとされていることが
全て正しいとつい思ってしまいますが
歴史を見返してみれば、全くそうとは限らないはずです。

例えば、私が学生の頃は冥王星は太陽系の惑星だと習いましたが、
今はそうじゃないという判断だったりするのと似ている気がします。

つまりADHD、アスペルガー、人格障害を疑い
自分がどれに該当するか自己診断を試行錯誤する中で得られたものは、
私にとって、何もありませんでした。

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人格障害?アスペ?当事者が精神疾患を自己診断することで得られるもの(1)

20歳になったくらいの頃から、自分(の家庭)はおかしい!と思うようになって
沢山本を読み始めました。

「毒になる親」で目からうろこ、その後
人格障害やADHD、アスペルガー症候群など
知らなかった知識を得ました。

そこで私は、既存の診断名に自分を当てはめようとして
長い迷路に突入してしまいました。

 私は人格障害だな。
 他人の顔色を見て振る舞いを帰るから演技性人格障害かな?
 いやでも異様にプライドが高いので自己愛性人格障害かもしれない。
 そして、回避性人格障害や依存性人格障害も少し当てはまる気がする…
 いったい私はどの人格障害なんだろう?

 いや、人格障害ではないかもしれない。
 ADHDかアスペルガーかも。どっちだろう?

どれだけ考えても結論に至りませんでした。

その理由は至極当然で、今はしっかり腹に落ちています。
理由については
「人格障害?アスペ?当事者が精神疾患を自己診断することで得られるもの(2)」
に続きます。 

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