雨のち晴れ〜毒親→モラハラ→離婚→現在

刑事罰を受けて開き直るレベルの毒親の顔色を見ながら育った結果、20代半ばでモラハラ夫と結婚・離婚。不幸を生む人間関係を断舎離し、30代半ばで再婚した人のものの見方の変遷。

回復に向かう日記

「先に子供を産んだだけでドヤ顔」に対する考え方

子供を先に産んだというだけで兄弟姉妹や親類、同僚、友人だと思っていた人からマウント発言をされてしまったときに考えたことを書いておきます。

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まず、事実として、出産が早ければ親が肉体的に楽でしょう。

若いほうが①(極端に若い場合を除き)「生物学的に障害のない子供を生みやすい」という部分は正解で、②「抱っこしたり、走り回る子供の元気さへの対応」に、足腰の強さが=若さが有利なのも真実です。

若いほうが、親は肉体的に楽。
ただ、それは子育てにおけるすべてではない。
だからといって、「若いほうが良い」を全否定すると、余計苦しくなる。
なので、どんなにマウントが不快でも、そこは部分承認したほうが楽。


その一点を認めることさえ苦しい場合は(障害があっても幸福といった話は刺さらないと思うので)①はもともと確率の低い次元の話で、障害の率があがるのは事実だけど、上がってもなお確率は低いことを理解するのが早いと思います。ちなみにこちらの本によれば人間は、コンマ%の有害事象を過大評価し、そこそこ高い有害事象を軽視する傾向がある生き物なんだそうです。

そして②後者は、数年経てば親が相手してあげなくても良くなるものなので、本当に最初の数年の問題です。


そのうえで、たとえ煽られても「出産は早さがすべてでない」という真理に私が戻ってこれるようになったのは、私自身たまたま父親が晩婚である恩恵を受けている面があることに気づいたからです。そして、子孫を作る早さ=子孫の生存の有利さとは限らないのを自分が証明しているかのように感じているからです。

私が父が晩婚であることで得たと思っている、その恩恵はなにかというと…

私の父は団塊世代で、同級生の親より年配でした。適齢期より数年〜10年ほど遅く私を設けました。父が早婚or適齢期婚をしていたら、その子供である私は、団塊ジュニアor氷河期だったはずです。

いわゆる団塊ジュニアor氷河期という私より上の世代の人は、本当に苦労をされていると思います。能力が高いのに、その能力に相応しくない評価を受けている人をたくさん知っています。そのため、もし私が氷河期世代に生まれ、かつ、この毒親の馬鹿げた教育方針で育てられていたら、今より悪い人生になっていたと確信しています。考えなしの親に育てられて、考えがある人でも大変な氷河期世代だったら?離婚後の再就職や再婚という点において、かなり厳しい戦いを強いられたことは容易に想像がつくんです。

きっと私が氷河期世代に生まれていたら、厳しい受験戦争に負けて今より低学歴で、就職難のため新卒時に内定も得られなかったでしょう。つまり、離婚後の再就職時に役立ったコマを持っていなかった可能性が高く、しかも同世代の数がだぶついてるので就職口ももっと少なかったと思います。そのため、離婚後最も重要といっても過言ではない「経済的自立」にまず難航したと思います。

さらに、再婚を検討した場合、就職以上に厳しかったと思います。まず、同年代の男性で安定した稼ぎを得られている人の比率が低いはずです。そんな数少ない稼ぎの安定した同年代のなかで、独身者を探すのは至難だったと思います。収入が安定した独身男性ということで年下を検討しようとしても、年齢が離れすぎて結婚が現実的なのかという問題にぶち当たった気がします。

そういうわけで、毒親育ちの私は心の底から、せめて(父)親が晩婚だったおかげで命拾いしたと思っています。遅く生んだほうが得などと言いたいわけではありません。氷河期の方を貶めたいわけでもありません。ただただ、この事実が私にとって、短期的視点に過ぎるマウントを受け流す為のよすがなのです。それ以上でも以下でもありません。

ifを言い出したらきりがありません。団塊ジュニアの私が一念発起して一山当てた可能性もゼロではなく、私が団塊ジュニア世代でなかったのは不運だった可能性も否定できませんが、そんな事を考えるメリットは皆無です。要は、他人に影響されて、わざわざ自分が持ってないことにスポットを当てて悩むよりも、自分が現実に手にしている幸運にフォーカスしたということです。ちなみに、氷河期世代の会社の先輩はこう言っていました。「氷河期だってみんないうけど、問答無用で徴兵されて特攻隊になるより全然恵まれてる」…その先輩も、私と同じ思考パターンを取っていたんだと思います。

このように、マウントされたり、自分が損している・劣っていると感じたとき、自分が持っているものを探す訓練を積むことは、自分がマウンターや毒親や愚痴っぽい人や犯罪者にならないための思考回路を作る修行のように感じています。

ちなみに「父」と限定して書いているのは、うちは父と母の年齢差が大きく、母は早婚であり全くあてはまらないからです。母はむしろ、若年出産でマウントしまくる姿を幼い頃から私に何度も見せている人間です。まぁ、母がマウントした相手からは「あのマウントババア、娘が離婚して不幸になっていい気味だ」と思われているかもしれませんwそう考えると、マウントしてくる人に関わらないのはもちろんですが、自身がマウンターのマウント材料にならないことも重要だと思います。

そう考えると、親がマウンターである場合、親の期待に答えることはしないほうが良いし、図らずも期待に答えてしまった場合は、親のマウント材料にならないように距離を置くことが大切に感じます。

 
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モラハラ、毒親といった概念にHSPという概念を付け加え初めて納得

あるときまで、親の感情や、夫の機嫌を察せてしまうのは、当然だと思っていました。しかし、「HSP」という概念を知って、当然ではないと初めて知りました。

HSPとは、「人の感情を過度に読み取ってしまう人」といった表現をされており、文献によってまちまちかもしれませんが、全人口の15〜20%。つまり5人に1人くらいとされています。

日本の教育では、みな平等だ平等だ平等だと、平等を前提に話が進められます。そのため、「自分の感受性が他人の感受性と異なる」すなわち「周囲の8割の人が気づかない気配を自分だけが気づいている」という前提に立つことは簡単ではないと思われます。

私の場合、「自分の感受性が他人より鋭敏なのではないか」という前提に立てることで、毒親からモラハラ夫に至る一連の流れがあまりにも腑に落ちて、とても気持ちが楽になりました。この概念を知ったのは、離婚後再婚して本をたくさん読む余裕が出てからのことでしたが、もっと早くこの事実を知っていれば…と思いました。

・何故兄弟姉妹だけ平気なのに、自分だけ毒親の餌食になったのか
 →(実際差をつけられたことは否定しないが)親の気持ちを察する感受性の違いもあった

・何故「別れろ」という周囲に対して「彼を分かってあげられるのは私だけ」などと思っていたのか
 →(DV関係はそういうものとはいうが)普通の人はそこまで相手の気持ちがわからない

というふうに、従来の説明だけでは腑に落ちなかった事象が、どんどん腑に落ちるようになりました。
どの本も似たような内容ではありますが、価格や、図書館の蔵書に違いがあると思うので、自分が読んだものを一通り紹介いたします。


  • 鈍感な世界に生きる 敏感な人たち
 

 


初めて読んだ本はこちらだったために特に衝撃が強かっただけかもしれませんが、一番ぐっと来たのはこの本です。最初に、自分がHSPに該当するかのテストが載っていて、当てはまるかどうかわかったうえで読み進めることができます。


  • 敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント


 

前述の書籍と、著者も訳者も出版社も同じ、ほぼ同内容の本です。どちらか1冊読めば充分と思われます。

  • 敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法




自分もお世話になった(当ブログ内ではカウンセラーの卵さん、と表記している)カウンセリングサービスに元々いらっしゃった方の著書でした。読みやすくまとまっていると思います。

  • 敏感すぎて生きづらい人の こころがラクになる方法

     

「サイコパスにとって、他者への依存が強く、自己犠牲精神の強い人は格好のターゲット」という文章がとても腹に落ちました。

  • 自分の個性を知ることで、被害者意識を減らせた

毒親理論、モラハラ理論はともに、相手側の問題を軸に、自分を被害者として説明する傾向が強いものだと思います。ただそれだと、自分の被害者意識が膨張するだけで、精神衛生上自分としてはよくありませんでした。なぜなら、被害者意識の膨張した人間にろくな人はいないというのが、これまでの人生で得た持論だからです。

こちらの書籍では、自分側の個性(欠点ではありません)を知ることができます。相手に合わせて右往左往するのではなく、次変な人に会っても、平気でいられる自分になれるための理論武装になりました。

”彼を知り己を知れば百戦殆うからず(孫氏)”


 
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離婚成立(3)離婚後の変化

離婚成立(2)の続きです。

離婚が成立して精神科に行ったら、
一気に減薬方向に切り替わりました。

自分は生来の精神異常だと思ってたんですが、
離婚と同時に減薬方向ということは
そうではなかったんだなと思いました。

また結婚以来体重が9kg減ってBMIがなんと14
生理が止まるギリギリの体重になってたんですが
現在家を出て数ヶ月で、8kg戻しました。

そして仕事も、個人契約で、ライターのお仕事が貰えました。

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「もっと早く離婚していればよかった」
この一言に尽きます。

自分を見失ってたことにすら気づいてなかったんだから
その原因に気付かなくても当然なのかもしれません。
すっかり判断力を失っている私に
家を出るよう諭してくれた関係者各位には感謝しかありません。

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貯金ゼロで
若くもなくて
資格もなくて
子供もいなくて 
 
未来は真っ暗ですが

「今、ここ」が真っ暗でなくなった分、
いくらか良いかなと、思っています。

現在と未来は、きっと繋がっているから。

もしあなたが自分自身への深い恋に落ちて、
「あなた」が幸せになるためならどんなことでもするとしたら、
とても強力なパワーを駆使できるのではないでしょうか。

頑張るのをやめると、豊かさはやってくる/アラン・コーエン)

 
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離婚成立(2)家を出てから

離婚成立(1)の続きです。

家を出てから、最初は、自分が対面になって元配偶者との離婚交渉をしていたのですが
元配偶者からの連絡が来るたびに精神錯乱という状態になってしまいました。

仕事先でも1日じゅう泣いていたり、
無断欠勤したり、そんなことばかりでした。
(解雇されなかったことを心から感謝しています。)

離婚したいのに話もすすめられなくて、思い切って
代理人の方に全委任し、一切の連絡は全て代理人を通すという形で決着しました。

代理人という発想が出るまでほんとうに時間を要しました。
引き受けて下さった方への感謝しかありません。

人は心から誰かに感謝しながら、同時に意地悪になったり、イライラできないものです。
大好きなことをしてお金持ちになる/本田健)
 


 
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離婚成立(1)安アパートへの夜逃げ

ご報告が遅れました。
離婚が成立いたしました。
 
元配偶者が留守のタイミングを狙って、家を出ました。
今後私へ直接連絡は一切しない(代理人を通す)という条件でまとまりました。

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まず、医師にフルタイムを止められてたけど
無理やり働いて、なけなしのお金を作りました。

それで安アパートを借りました。
そして、元配偶者が家を出たタイミングを狙って、
友達に手伝ってもらって、最低限の荷物を持って家を出ました。

家を出る直前
ゴミとして捨てられてた私のご飯茶碗が、
洗いかごに戻ってるのを見て
あ、ゆるしてくれたのかな

と私は思ったのですが

そもそも、捨てらてれない状態が当たり前であって
それを感謝するという自分の反応が病んでいるということに
客観的に気づけたのは、家を出てからだいぶ後のことでした。

突然の夜逃げ状態だったので
持ち出せなかったものたくさんあって
心残りもたくさんあります。

が、背に腹は変えられなかった
その一言に尽きます。

多くの人は(中略)今の人生を変えて、新しい変化に直面するほど、
今が悪いとは思っていないのです。

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私は家庭が欲しかった。
しかし、それが得られなかったと配偶者のせいにしたところで
得られないものは得られない、そのことに変わりはない。

選べるはずだったのに、選べなかったという怨嗟が女性を分断します。
自分のものだったかもしれない人生を生きる他の女が許せない。
私が選び取れなかった人生は、誰かによって不当に奪われたのだと考えれば、
自分の落ち度で「あったかも知れない幸せ」を取り逃がしたと思わずに済む。 

新潮45 2013年 06月号/小島慶子氏談)


 
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ギャラリー
  • 「人間はだまし合わねば生きられませぬ」
  • 咲こうとする花の力
  • 私が生まれたとき記念植樹した梅の花