そういえば元配偶者は、(私に死ねというのは茶飯事として)
交通事故による渋滞や、人身事故による電車遅延があるたびに
その原因となった人間の確実な死を、
わざわざ口に出して怒鳴りながら祈っていたのを思い出す。
「迷惑だよ〜」とか、そういうレベルでなく「あーむかつく死ね、死んでますように」的な。
今だったら、不適切な発言だと思うが、
私は当時、その発言をされることで心の底からホッとしていた。
私は当時、その発言をされることで心の底からホッとしていた。
というか、毎日、自分が死ねって言われすぎてて、
他の人に矛先が向かったときが、唯一ほっと出来る瞬間だったのだった。
まるで、いじめのターゲットにされないために必死ないじめっ子。
毒親家庭で育ったし、いじめにもあったことはあったけど、
そこまで必死になったことも、出口が見えなかったことも、無かった。
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結婚生活が、出生以降人生最悪の日々であったことは振り返って疑い様もないのに
私はそれにも関わらず、当時は「今が人生で一番幸せ」って過剰に言ってた気がする。
声に出して自分と元配偶者にそれを聞かせないと、生きられなかった気がする。
恐ろしいことだと思う。


