毒親育ち→モラハラ離婚→出産

刑事罰を受けて開き直るレベルの毒親の顔色を見ながら育った結果、20代半ばで誰が見ても地雷なモラハラ夫と結婚・離婚。不幸になる人間関係を断舎離し、30代半ばで再婚、30代後半で第一子出産。渦中の頃の気持ちから、過去の自分に言いたいことまでの記録。

カウンセリング

離婚カウンセラーという職業

某離婚カウンセラー氏の【結婚&離婚解体】という記事にとんでもないことが書いてありました。

<以下引用>

 事実、私の経験則からも離婚率の高さが違います。結婚式を挙げたカップルと挙げていないカップルを比べると、結婚式を挙げていないカップルのほうが、離婚率が高い傾向があるのです。周囲に認知されることが、いかに重要かがわかる結果といえます。周知に認知されてはじめて、夫婦としての自覚と責任が芽生えるものだからです。

<引用終わり>

ええと…結婚式をあげてもあげてなくても、うまくいっている夫婦はいます。
結婚式をあげてもあげてなくても、事実上破綻している夫婦はいます。

…ええと、こんな中学生みたいな反論をして得意になるつもりはありませんが、
上記は大前提として、こうは考えられませんか、と疑問を呈したいのです。

関係が事実上破綻しているにもかかわらず離婚しない夫婦は、
結婚式をあげた夫婦にこそ多いのでは?
婚姻関係さえ続いてれば中身は見ないんですか?
そういう見方が機能不全家庭を増やしますよ?

---

結婚式をあげるカップルは、その某氏のおっしゃる
周囲の認知とやらに重きをおいている場合が多いので、
たとえ実態が破綻していても、周囲の理解を得るのが大変で、むしろ周囲の承認を失う可能性の高い
離婚という選択に踏み切れない
だけなのでは?

そして、日本という周囲の承認を気にする人が多い社会では
そういう夫婦が多いのでは?

自分の周りにはそんな例ばっかり目立つだけでしょうか。

人前でだけ仲良し家族を演じていた幼き日の自分や、上記の反面教師夫婦、
そして、母親が判をついた離婚届がずっと居間においてあるわが実家…

---

ともかく、この某氏は有名な人だけど、井戸端会議レベルならともかく、夫婦問題を扱うプロとして
ちょっと…と思いました。

相談者が来ても、離婚するか結婚するかは気にしても、
内実、相談者の真の幸福までは見ようとしないんだろうなぁきっと。
あ、確かに一人ひとり深く見てたら、人数さばけないし、実績もなかなか増えないし、
評判も増えないし、お金も儲からないか…。

---

モラハラで弱くなってしまうと、どんな怪しいカウンセラーでも
自分を助けてくれるすごい人のように感じてしまいますが
弱みにつけこんでるだけで、内実は大したこと無い人がいっぱいいる
そんなふうに感じています。

この某氏の元で 離婚に踏み切った人もきっと沢山いるのでしょう。
それで良かったと思っている人も、後悔したと思っている人もきっといて、でもただ一つ同じ事実は
その結果を負うのは某氏でなく自分である ってことじゃないかなぁと思うのです。

自分よりも、自分の幸せを考えてくれる人は
絶対に、いないと思うんです。 

カウンセラーさんから「今日から新婚だよ」と言われた

病院のカウンセラーさんに、夫とのことを話しました。

・結局、結婚した瞬間私が変わってしまったんです
 親からの刷り込みに従って、家庭とはこういうものだと思って
 夫のイエスマンになってしまってたんです
 それが夫は嫌だったみたいです。」

・私は「家庭は安息の場だ」といいました。
 人は、帰るところがあるから旅に出ると、今日読んだ本「こころと遺伝子」にも書いてあったけど
 私にとってこの家庭は全然安息の場じゃなかった、と言いました。

・夫は「正直自分には家庭っていうものがわからない」って言いました。
 家庭は、いつなくなるともしれないものと思っていたと。
 だから、一人ひとりが自立していれば、なくなっても大丈夫
 そう思って、一人ひとりが自立することを必死に追い求めていたみたいです。

・もう、すれ違っていた理由も分かりました。
 夫に対しては、たとえ反対意見を述べても、父のように激昂したりしない事が分かりました。
 むしろ、本当に言いたいことを言うことを求めていることが分かったので
 きっとうまくやっていけると思います。

---

だいたい上記のようなことを話すと、カウンセラーさんに手を握られて

「本当に良かった。今週末話し合いをするというから、
 モラ子さんが殺されたりとか新聞沙汰に成ったりしてないかずっと心配してた。
 そういうことは、結婚前に話しあえてたら良かったね
 これからが新婚だよ。」

私は涙が出てしまいましたが、
泣き虫モラ子さんと言われました(笑)

---

どうまとめていいか、まよったのですが
とりあえずカウンセラーさんに話した内容は
上記のような感じでした。

式子内親王の「玉の緒よ~」から気づいた毒親の呪い

玉のをよ
たえなはたえね
なからへは
忍ふることの
よはりもそする

式子内親王

モラハラ子訳:

私の生命なんて
絶えるなら絶えてしまえ
これ以上生きていたら
(禁じられたあの人への恋心を)我慢するのも大変だ

---

内親王の禁断の恋の相手は藤原定家と言われていますが
私はこの歌の、情熱的な上段がとにかく好きでした。
しかし「これは和歌の世界だからOKなんだよな」
なんて上から目線で思ってました。
しかし、今日下段をよく見て愕然としました。

この人はちゃんと考えてるじゃないか。
「永らえたら、よわる」と。

今までアツイ上段に気を取られて気づかなかった…。

---

現実は、
絶えること無く連綿と続く
ただただ続く。
その先に何が起こるか、すべて想定しきるのは無理だけど。
だからって思考停止するのは、違う。

---

何故私はこんなにも先を考えずに行動するのか?
何故、先を考えることに罪悪感を持ってしまうのか?

理由をしっかり考えてみた。

---

まず私は、先を想定するということを
両親から一切学んでいなかったのだ。

むしろ、いつも行き当たりばったりの両親よりも
よく先が見えてしまい
「想定しろ」と親を責めては、
「屁理屈を言うな」という謎の叱られ方をしていた。

「親のいうことを聞くのはいいこと」という一般論と
「先のことは考えない」が
私の場合、セットになっていたのだ。

---

毒親に育てられた人は
毒親の自己弁護=自分の社会不適応な行動動機
というふうに結びついていないか
点検するのが色々近道なのかもしれない。

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なんであんな無理して生きてたんだろう

そんな自分の人生をかけてまで
大切にしなきゃいけないものだったかしら?

なるようにしか、ならないのにね。 

Let it be /The Beatles
大学卒業時にコピーバンドでやった曲です。
みんな私のわがままに付き合ってくれたのを思い出して
胸が熱くなりました。

   

歌詞(途中まで):レノン&マッカートニー
訳(途中まで):モラハラ子

When I find myself in times of trouble
Mother Mary comes to me
Speaking words of wisdom
Let it be

なんかもう自分が大変な状況にあると気づいたとき
内なる神(※1)が現れて
思いもつかなかった言葉を 言ってくれる。
「そのままで、いいから。」

And in my hour of darkness
She is standing right in front of me
Speaking words of wisdom
Let it be

すごく落ち込んでる時
内なる神は私の前に立って
思いもつかなかった言葉(※2)を 言ってくれる。
「そのままで、いいのよ。」


Let it be, let it be
Let it be, let it be
Whisper words of wisdom
Let it be

そのままでいい、あるがままでいい
なるようにしかならない、あるがままを受け入れる…
自分では思いつかなかった、福音
「そのままで、いい」そうつぶやく。

※1
聖母マリアという説と、マッカートニーの母マリアという説がありますが
どちらも自分にとって遠い存在で、かつうちの母はこんなこと絶対言わないので
原詩と大きくずれました

※2
賢い言葉≒自分にとって思いもつかない言葉
と意訳しました。 

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アサーティブの権利(引用)

① 私には日常的な役割から、自立した一人の人間として自分の物事の優先順位を決める権利がある

② 私には賢くて能力のある対等な人間として敬意を持って扱われる権利がある。

③ 私には自分の感情を言葉で表す権利がある

④ 私には自分の意見と価値観を述べる権利がある

⑤ 私には「イエス」「ノー」を自分自身で決めて言う権利がある

⑥ 私には間違う権利がある

⑦ 私には考えを変える権利がある

⑧ 私には「分かりません」という権利がある

⑨ 私には欲しいものを欲しいと言い、したいことしたいと言う権利がある

⑩ 私には人の悩みの種を自分の責任にしなくていい権利がある

⑪ 私には周囲の人から認められることを当てにしないで、人と接する権利がある

⑫ 私にはアサーティブでない自分を選択する権利がある。

 

ギャラリー
  • 「人間はだまし合わねば生きられませぬ」
  • 咲こうとする花の力
  • 私が生まれたとき記念植樹した梅の花