子供を先に産んだというだけで兄弟姉妹や親類、同僚、友人だと思っていた人からマウント発言をされてしまったときに考えたことを書いておきます。

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まず、事実として、出産が早ければ親が肉体的に楽でしょう。

若いほうが①(極端に若い場合を除き)「生物学的に障害のない子供を生みやすい」という部分は正解で、②「抱っこしたり、走り回る子供の元気さへの対応」に、足腰の強さが=若さが有利なのも真実です。

若いほうが、親は肉体的に楽。
ただ、それは子育てにおけるすべてではない。
だからといって、「若いほうが良い」を全否定すると、余計苦しくなる。
なので、どんなにマウントが不快でも、そこは部分承認したほうが楽。


その一点を認めることさえ苦しい場合は(障害があっても幸福といった話は刺さらないと思うので)①はもともと確率の低い次元の話で、障害の率があがるのは事実だけど、上がってもなお確率は低いことを理解するのが早いと思います。ちなみにこちらの本によれば人間は、コンマ%の有害事象を過大評価し、そこそこ高い有害事象を軽視する傾向がある生き物なんだそうです。

そして②後者は、数年経てば親が相手してあげなくても良くなるものなので、本当に最初の数年の問題です。


そのうえで、たとえ煽られても「出産は早さがすべてでない」という真理に私が戻ってこれるようになったのは、私自身たまたま父親が晩婚である恩恵を受けている面があることに気づいたからです。そして、子孫を作る早さ=子孫の生存の有利さとは限らないのを自分が証明しているかのように感じているからです。

私が父が晩婚であることで得たと思っている、その恩恵はなにかというと…

私の父は団塊世代で、同級生の親より年配でした。適齢期より数年〜10年ほど遅く私を設けました。父が早婚or適齢期婚をしていたら、その子供である私は、団塊ジュニアor氷河期だったはずです。

いわゆる団塊ジュニアor氷河期という私より上の世代の人は、本当に苦労をされていると思います。能力が高いのに、その能力に相応しくない評価を受けている人をたくさん知っています。そのため、もし私が氷河期世代に生まれ、かつ、この毒親の馬鹿げた教育方針で育てられていたら、今より悪い人生になっていたと確信しています。考えなしの親に育てられて、考えがある人でも大変な氷河期世代だったら?離婚後の再就職や再婚という点において、かなり厳しい戦いを強いられたことは容易に想像がつくんです。

きっと私が氷河期世代に生まれていたら、厳しい受験戦争に負けて今より低学歴で、就職難のため新卒時に内定も得られなかったでしょう。つまり、離婚後の再就職時に役立ったコマを持っていなかった可能性が高く、しかも同世代の数がだぶついてるので就職口ももっと少なかったと思います。そのため、離婚後最も重要といっても過言ではない「経済的自立」にまず難航したと思います。

さらに、再婚を検討した場合、就職以上に厳しかったと思います。まず、同年代の男性で安定した稼ぎを得られている人の比率が低いはずです。そんな数少ない稼ぎの安定した同年代のなかで、独身者を探すのは至難だったと思います。収入が安定した独身男性ということで年下を検討しようとしても、年齢が離れすぎて結婚が現実的なのかという問題にぶち当たった気がします。

そういうわけで、毒親育ちの私は心の底から、せめて(父)親が晩婚だったおかげで命拾いしたと思っています。遅く生んだほうが得などと言いたいわけではありません。氷河期の方を貶めたいわけでもありません。ただただ、この事実が私にとって、短期的視点に過ぎるマウントを受け流す為のよすがなのです。それ以上でも以下でもありません。

ifを言い出したらきりがありません。団塊ジュニアの私が一念発起して一山当てた可能性もゼロではなく、私が団塊ジュニア世代でなかったのは不運だった可能性も否定できませんが、そんな事を考えるメリットは皆無です。要は、他人に影響されて、わざわざ自分が持ってないことにスポットを当てて悩むよりも、自分が現実に手にしている幸運にフォーカスしたということです。ちなみに、氷河期世代の会社の先輩はこう言っていました。「氷河期だってみんないうけど、問答無用で徴兵されて特攻隊になるより全然恵まれてる」…その先輩も、私と同じ思考パターンを取っていたんだと思います。

このように、マウントされたり、自分が損している・劣っていると感じたとき、自分が持っているものを探す訓練を積むことは、自分がマウンターや毒親や愚痴っぽい人や犯罪者にならないための思考回路を作る修行のように感じています。

ちなみに「父」と限定して書いているのは、うちは父と母の年齢差が大きく、母は早婚であり全くあてはまらないからです。母はむしろ、若年出産でマウントしまくる姿を幼い頃から私に何度も見せている人間です。まぁ、母がマウントした相手からは「あのマウントババア、娘が離婚して不幸になっていい気味だ」と思われているかもしれませんwそう考えると、マウントしてくる人に関わらないのはもちろんですが、自身がマウンターのマウント材料にならないことも重要だと思います。

そう考えると、親がマウンターである場合、親の期待に答えることはしないほうが良いし、図らずも期待に答えてしまった場合は、親のマウント材料にならないように距離を置くことが大切に感じます。

 
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