本当にこんな風にしか出来なかったのか
今からやり直せば、あるいはー
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妹の家で三日間一人になって考えられた。
落ち着いて考えてみると、揺り戻しがやって来た。
自宅に戻ると、さすがに二年少々住んだので
自分の家だという実感もある。
夫はおとなしかった。
私が家をあけたこととの因果関係は不明。
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人は変われるんじゃないか。
それを信じてあげるのが私の役目なんじゃないか。
でも何回同じことを繰り返してきた?
私は、変えた。苦しかったけど変わった。
結果、私のやり方と夫のやり方はあわないことが明白になってしまった。
夫のやりかたは私を殺す。
殺す、そう口でそう言っているとおり。
夫も、自分を偽るのも辛かろう。
カッとなって人も物もぐちゃぐちゃにする。
それが彼にとっての幸福なのだから。
彼にとって、自分を変える辛さの方が
私を傷つけ続ける辛さより勝っているということなのだから。
だから私は決断する必要がある。
いいときだけ抽出して、あんなこともあったなんて
感傷に浸っていても幸福にはなれない。
本質的な問題だから
いくら取り繕ったってダメじゃないか。
ふりかえるな。
ふりかえるな。
自分に言い聞かせる。