結婚の幸せは夢の浮橋であり憂き橋である
(紫式部のメッセージ/駒尺喜美)
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もうそろそろ、今の苗字じゃなくなるのかな…
新しい印鑑作らないと…
今度は、下の名前にしなくちゃ…
なんて考えていたら
急に、現姓の印鑑の隙間に染み込みっぱなしの朱肉が気になって
手入れをしてしまった。
台湾でほってもらった開運印鑑なのだ。
開運印鑑のはずだったけど、離婚だ
そう思った自分がいた。
つっこんでいうと、、
離婚=不運と思っている自分の目に気づく。
婚姻関係等あまり気にしなければ、
私はずいぶん生きやすい思考と健康な体を手に入れたし
それだけでも悪くはなかった気はするんだけど。
それでも、そんなセリフが
なんだかとても負け惜しみっぽい感じが残る、何故か…。
---
冒頭に引用したこの本に、
紫式部は、源氏物語を
「<男の目><女の目><世間の目>と描き分け、あるいはからませながら展開した」
とあった。
それを読んではっとした。
私の中にあるのは何の目だろうか。
本当に私の目だろうか。
・開運なのに離婚かと思ったのは誰の目だろうか
・それでも自分は生きやすい思考を手に入れたからOKと思ったのは誰の目だろうか
・そんなの負け惜しみって思ったのは誰の目だろうか
私の目は世間の目と男の目に押し殺されて
きゅうきゅうに小さくなって出て来られなくなっってるんじゃないか。
世間の目→離婚は不幸
女の目(あるいは、自分の目)→世間体だけ取り繕っても実態が不幸じゃ意味が無い
男の目(あるいは、よく知らない人の目)→離婚して幸せなんて負け犬女の強がり
では、不幸って何?って話になるのだけど。
---
印鑑の掃除をしながら
彫師さんもこんなすぐにゴミになるとは思わず
一生ものだからって、一生懸命掘ってくれたんだろうなぁと思う。
そこから広がって、祝福してくれた人のことを思い出す。
結婚という言葉に自動的についてくる表面的な祝福なんぞどうでもいい
選択を真剣に喜んでくれた義母や、
応援してくれた自分の家族…
こうやっていろんな人が
気にかけてくれて
祝ってくれて
結婚したのになぁ
裏切るかたちになったら申し訳ないなぁ
---
あまりにも「自分の目」をないがしろにしてきたせいか
本当は自分がどうしたいのかわからない。自信がない。
同じ所をグルグル回っている。
離婚とか別居とか刺激的な言葉が減ったせいか、
ブログの読者が減っているのも目に見えている。
少なくとも私の場合
本気で悩み苦しんでるときは
刺激的な言葉や極端な言葉は出てこない
ってことは分かった。
---
印鑑の朱肉がどうしても少し残ってしまう。
今使ってる歯ブラシが用済になったらそれでケアしよう。
そしてもし夫婦の命日が来たら
次また印鑑を作ろう。
作るときは姓でなく名にしよう。
(紫式部のメッセージ/駒尺喜美)
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もうそろそろ、今の苗字じゃなくなるのかな…
新しい印鑑作らないと…
今度は、下の名前にしなくちゃ…
なんて考えていたら
急に、現姓の印鑑の隙間に染み込みっぱなしの朱肉が気になって
手入れをしてしまった。
台湾でほってもらった開運印鑑なのだ。
開運印鑑のはずだったけど、離婚だ
そう思った自分がいた。
つっこんでいうと、、
離婚=不運と思っている自分の目に気づく。
婚姻関係等あまり気にしなければ、
私はずいぶん生きやすい思考と健康な体を手に入れたし
それだけでも悪くはなかった気はするんだけど。
それでも、そんなセリフが
なんだかとても負け惜しみっぽい感じが残る、何故か…。
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冒頭に引用したこの本に、
紫式部は、源氏物語を
「<男の目><女の目><世間の目>と描き分け、あるいはからませながら展開した」
とあった。
それを読んではっとした。
私の中にあるのは何の目だろうか。
本当に私の目だろうか。
・開運なのに離婚かと思ったのは誰の目だろうか
・それでも自分は生きやすい思考を手に入れたからOKと思ったのは誰の目だろうか
・そんなの負け惜しみって思ったのは誰の目だろうか
私の目は世間の目と男の目に押し殺されて
きゅうきゅうに小さくなって出て来られなくなっってるんじゃないか。
世間の目→離婚は不幸
女の目(あるいは、自分の目)→世間体だけ取り繕っても実態が不幸じゃ意味が無い
男の目(あるいは、よく知らない人の目)→離婚して幸せなんて負け犬女の強がり
では、不幸って何?って話になるのだけど。
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印鑑の掃除をしながら
彫師さんもこんなすぐにゴミになるとは思わず
一生ものだからって、一生懸命掘ってくれたんだろうなぁと思う。
そこから広がって、祝福してくれた人のことを思い出す。
結婚という言葉に自動的についてくる表面的な祝福なんぞどうでもいい
選択を真剣に喜んでくれた義母や、
応援してくれた自分の家族…
こうやっていろんな人が
気にかけてくれて
祝ってくれて
結婚したのになぁ
裏切るかたちになったら申し訳ないなぁ
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あまりにも「自分の目」をないがしろにしてきたせいか
本当は自分がどうしたいのかわからない。自信がない。
同じ所をグルグル回っている。
離婚とか別居とか刺激的な言葉が減ったせいか、
ブログの読者が減っているのも目に見えている。
少なくとも私の場合
本気で悩み苦しんでるときは
刺激的な言葉や極端な言葉は出てこない
ってことは分かった。
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印鑑の朱肉がどうしても少し残ってしまう。
今使ってる歯ブラシが用済になったらそれでケアしよう。
そしてもし夫婦の命日が来たら
次また印鑑を作ろう。
作るときは姓でなく名にしよう。