明日、ずっと受けたかった「耐糖能試験」というものに行ってまいります。
自分が治るための努力は惜しみません。

このブログに来られるような方だと、ご存知の方も多いと思いますが、
うつ病や不安障害に似た症状になりやすく、うつ病などと間違えられやすい
「低血糖症」というものがあります。
 
「耐糖能試験」は、自分がそれを患っているかどうかの検査です。

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低血糖症をご存じない方のために簡単に緑字で説明いたします。
(ご存知のかたは飛ばしてください)

前提として、脳のエネルギー源は、糖分です。

その糖分は、食べたものから血液に入って、脳に行きます。
その血液の中の糖分の量のことを「血糖値」と言います。
体は、血糖値が一定になるように調節しています。

しかし、その血糖値の調節がうまく行かない人がいます。
(ホルモンや栄養状態の問題のようです。)
そういう人は、血糖値が容易に乱高下します。

血糖値が一定しない結果として、
脳に糖分が過剰にいったり、
かと思えば全然いかなくなったりします。
その糖分の量に合わせて、精神状態も乱高下してしまいます。

この症状は「低血糖症」と呼ばれています。

つまり、身体機能の問題が、結果として精神症状に現れているのです。
なので、低血糖症がある場合は、精神の治療をしても、
身体に問題があるから全然治らない…ということになります。
精神的な治療に加え、食生活や栄養のアプローチが必要になってきます。

詳細は
新宿の溝口クリニックの先生が出している新書
マリヤ・クリニックの柏崎先生が出されているガイドブック
が読みやすいと思います。

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前置きが長くなりましたが、
この低血糖症の検査は、保険が効かないので
たくさんの時間とお金がかかります。 
時間は5~6時間、費用は2~3万円以上です。
 
ですがこのたび、治験として受けられるものを発見したので
晴れて明日行くことになりました。

感情の起伏が激しいうちのモラ夫さんも、低血糖症の疑いが濃厚なので
後日同じ検査に行ってもらうことにしています。

結果についてこちらでまたご報告出来ればと思っています。