こんなに気分の良い朝は久しぶりだ。

小春日和の素晴らしい天気だから?
昨日、ACのサークルに参加したから?
昨日、電話カウンセリングを受けたから?

それとも、夫がいないから? 

色々あるけど、一番大きいのは夫がいないからだと思う。
夫は昨夜から帰宅していない。
行き先も分かっているから心配もない。

===

夫がいないだけで、こんなに晴れ晴れとした気持ちになるなんて。

夫がいると

夫が戸を閉める音、足音から機嫌を察知しようとビクビクして
自分も、物音を立てないように立てないようにビクビクして
夫がトイレに入った音を確認して一瞬居間に行って
夫が居間にいる間は自分の部屋に閉じこもって出られない

自分の家なのに自由がない。
ただただ大きい閉塞感。
ああ、屋根裏部屋に住むアンネはどうやって正気を保っていたんだろう。

===

そこで視点を変えると、あることに気づく。
この閉塞感を作り出しているのは夫ではない。

無視という攻撃はしているけど、直接的な攻撃は
夫は少なくとも私が家出をして以降、私に対して暴言や物を捨てるなどの行為をしていない。

夫は何も言わずにそこに存在しているだけ。
ただ、その夫を見て、私がいろんなことを考えてしまう。

・何かしたら【また】暴れるんじゃないか
・何かしたら【また】叫ぶんじゃないか

…と。

もちろん【また】なので、過去に種をまいているのは夫。
だけど、あくまでも、今、そう考えているのは私。
今、ここに発生しているのは、私の問題なのだ。

種をまかれて芽が出ても
全部むしり取って捨ててしまえば良い。

難しいけど。

===

夫がいなくて本当にいい気分だ。
しかし、夫を嫌いになりたくない。

それは、私を支配することが夫の本意ではないことを理解しているから
やり方が悪いだけだと理解しているから
すなわち、どこかで夫のことを信じているからだ。

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